2010年09月26日

GEORGE JACKSON

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In Memphis 1972-1977 / GEORGE JACKSON (日本盤CD P-VINE PCD-17327 KENT CDKEND 329)

うーん・・。この歌い方は・・。と最初は思いました。

このアルバムは2009年度のリイシュー盤のベストとの呼び声のアルバムです。ライナー・ノーツで鈴木啓志氏も絶賛。あちこちのWEBページでも絶賛です。
鈴木氏によると「恐らく、ディープということに関し、日本人は一番熟知している国民ではないかという気がする。それは単に力強く叫んだり、きたなく歌うことでもない、スローの曲を一定のパターンで歌うことでもない。アップであっても、ミディアムであっても、時には語りであっても、ディープな時はあるのだ。それは、心のあり方を深く伝承するやり方だといってもいい。そのやり方をよく知っているのジョージは、この上なくディープな歌手だといわなければならない。」とのこと。

しかし歌のうまさに特にこだわる自分としては最初はどうしても個人的な好みとして、マイナス一星でした。「弱々しいけどこれは奥の深い実に味わいのある歌い方でわからない人はホントのディープ・ソウル・ファンではない。」と言われてそのつもりの耳で聞いてもやっぱり絶賛するほどのうまさも深さも感じませんでした。もしコンサートで聞いたとしたらどうしても物足りなさを感じてしまうだろうと・・。
ところが、最初おいしく感じなかったラーメン屋が2回、3回と行くうちに美味さを感じてきたみたいに、はかなげで憂いを帯びた声を繰り返し聞いているうちにだんだんよくなってきたのです。

内容は間違いなく☆☆☆☆☆。すばらしい。出だしの@Aと続くスロー・バラード、特にAThings Are Getting Better は絶品バラードです。バラードではIA Woman Wants To Be Loved JI Don't Need You No More もいい。アップLSoul Train ではカッコいいノリをみせています。(21)はバート・バカラック作のカーペンターズでなじみの曲をしっとりと歌っています。







収録曲は次の通り

1. Aretha Sing One For Me
2. Things Are Getting Better
3. Talking Bout The Love I Have For You
4. Let's Live For Yourself
5. If You Never See Me
6. How Can I Get Next To You
7. All In Your Mind
8. Walking The City Streets
9. Dear Abby
10. A Woman Wants To Be Loved
11. I Don't Need You No More
12. Let Them Know You Care
13. Soul Train
14. You Can't Run Away From Love
15. Take Your Love And Go
16. Smokin & Drinkin'
17. Willie Lump Lump
18. She Can't Replace Me
19. Macking On You
20. Patricia
21. We've Only Just Begun




posted by タント at 11:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 男性ボーカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も、最近ジョージ・ジャクソンに目覚めました。最初は馴染みにくかったんですが・・・。その良さが理解出来つつある今日この頃です。
それにしても、素晴らしいライターですね。
Posted by deep soul at 2010年10月03日 19:34
deep soulさん、ありがとうございます。
ライターとしては以前から納得できましたけど、歌手としては、絶賛している方々は「裸の王様」じゃないかと思ったりしたもんですが、何回か聞いているうちに私も味わい深さを解ってきました。


Posted by タント at 2010年10月10日 11:13
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